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IHでフライパンを使う時のおすすめ、ここが大事!
カテゴリー:IH調理のコツ 2016.09.20
日々のお料理に、欠かせない調理道具・・・フライパン。
ほぼ毎日使う方も多いのではないでしょうか。
使い慣れたお気に入りのフライパンは、できるだけ長持ちさせたいですよね。
特にIHコンロでフライパンを使って料理を作る時・・・
フライパンの賢い使い方として、もっとも大切にしなければならないことがあります。
それは・・・温度です!
なぜ温度が大切なのか、その理由を説明していきたいと思います。
IHコンロは火力が強い!
IHは火加減が目に見えないので忘れがちですが、火力はかなり強いです。
200VのIHコンロでは、高温に設定した場合、ガスコンロの強火以上の出力になります。
フライパンでの焼き物、炒め物が美味しくできる最適な温度は170~180度と言われていますので、IHの高温では温度が高すぎます。中温程度で調理するのが適しています。
使い始めの予熱は?
フライパンで調理を始める前には必ず予熱をします。
ここでも大切なのは、「強火は厳禁!!」ということです。
いきなり強火で加熱すると、極度の空だき状態となり、フライパン底面が変形することがあり危険です。必ず中火以下で予熱をします。
弱火から初めて徐々に中火にしていくのが望ましいです。
フライパンから煙が出るまで加熱するのは、明らかに加熱のし過ぎで、中火以下で本体が熱くなる程度で十分です。
最適な調理温度とは
「はるちゃんキッチン」で取り扱っているフライパンの取り扱い説明書をいくつか読んでみると・・・
・低温での温度設定は省エネの為のみならずフライパン、鍋類が熱くなりすぎるのを防ぐ。
・熱伝導に優れたフライパンでは食材は短時間で調理されるので、火加減には注意すること。
・中火以下で十分調理可能、高温での調理は避ける。
といった内容のことが書かれていました。
フライパンでの炒め物等の調理に最適な、170度程の温度を保つには、IHでは中火が最適だということです。
また、高温で調理してしまう原因のひとつとして、フッ素樹脂コーティングのフライパンで調理する際、フッ素樹脂の熱伝導率が低いため、熱を早く食材に伝えようと、高温の設定にしてしまうことが多いようです。
高温にすることによって、コーティングがはがれやすくなり、早い時期にまた新しいフライパンを買い替えることになります。フッ素樹脂加工は便利ですが、用途によって上手く使い分けすることが必要かもしれません。
IHでフライパンを使う時には、「IHは思っているより火力が強い」ということと、「最適な温度は低温~中温」ということを心に留めておくと、より美味しい料理が出来、フライパンも長持ちすることに繋がります。
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