IH調理器に関する情報や商品をご紹介しています。

新しくお鍋を買うときや、古くなったお鍋の買い替え、お鍋をお祝いなどでプレゼントするとき、どんな基準でお鍋を選びますか？
やはり使いやすく、気に入ったものを長く使うのが理想ですよね。
使いやすさ、機能性、デザイン性に優れた柳宗理デザインのお鍋はとても人気があります。
今回は、柳宗理デザインのお鍋の中からIHに対応したお鍋の人気の秘密を探ってみたいと思います。

柳宗理とは？

日本を代表する工業デザイナーです。
家具、キッチンウェア、東京オリンピック聖火トーチホルダー、地下鉄駅設備、関越自動車道関越トンネル坑口など様々なデザインを手掛けています。
最も有名なもののひとつには、MoMA(ニューヨーク近代美術館)に収蔵されている「バタフライスツール」があります。

画像：天童木工HPよりhttp://www.tendo-mokko.co.jp/

世界各地で作品展や講演を行い、2002年には文化功労者として顕彰を受けています。
2011年に逝去されましたが、その作品は、世界の人々に愛用されています。

人気の柳宗理デザインシリーズ

柳宗理がデザインした、カトラリーや、キッチンウェアのシリーズです。
1974年に、ステンレスカトラリーから始まり、その後ステンレスケトル、ステンレス片手鍋などさまざまな製品が生み出されています。
製品は機能的で使いやすさがあり、デザインはとてもシンプル。飽きの来ない長く使える製品は、幅広い世代に人気があります。

IHにおすすめの製品は？

IH対応のシリーズも作られています。
ステンレス・アルミ３鋼層鍋です。
IHに適したお鍋のポイントとは、鍋底に加わった熱を、効率良くお鍋全体に伝えることができること。
ステンレス・アルミ３鋼層とは、
鍋の内側に耐食性に優れた18-8ステンレスを、中間層には熱伝導性に優れた純アルミニウムを、外側にはIH加熱に適した18-Nbステンレスを用いた三層構造となっています。
18-8ステンレスは、さびにくく丈夫な素材で、お鍋の内側に適しています。アルミもそれだけではIHに反応しませんが、熱をすばやく伝えるという特徴から、芯材に適しています。
18-NbステンレスのNbとは、「ニオブ」という金属の元素ですが、耐熱性に優れています。
加熱された鍋底から、熱を鍋全体にムラなく伝えることができる、ステンレス・アルミ３鋼層鍋はIHに適していることがわかります。

随所に使いやすい工夫がされています

 
IH鍋のラインナップは
片手鍋18cm、22cm

柳宗理　IH片手鍋18cm

柳宗理　IH片手鍋22cm

この片手鍋の一番の特徴は、その形！左右両方に注ぎ口がついている、楕円のような個性的な形です。

左利きの方でも注ぎやすいのはもちろん、汁物などはこぼすことなく、液だれもしにくいように作られています。
また、この鍋の形に合うように作られたフタも便利です。

フタを少し回転させると、隙間ができるので、吹きこぼれを防止できます。
具材をこぼすことなく湯切りをしたい場合や、煮汁だけを捨てるときにも、フタを少しずらすだけで簡単に行うことができます。
取っ手は自然に手になじむ、持ちやすい形です。

他にステンレス・アルミ３鋼層鍋では両手鍋があり、こちらもIHでの煮込み料理や、茹で炊きに便利です。

柳宗理　IH両手鍋浅型22cm

柳宗理　IH両手鍋深型22cm

人気の秘密

柳宗理のキッチンウェアは、機能と使いやすさ、無駄のないシンプルなデザインが魅力です。
調理器具をひとつ使ってみると、その良さからすべて柳宗理のシリーズで揃えたいと思う方も多いようです。
毎日の調理で、いくつもの鍋の中から、結局つい手にとっているのは使いやすいお鍋です。
また、見た目の面でキッチンに出しっぱなしでも様になるのは嬉しいポイントですね。
柳宗理のお鍋の人気の秘密はこのようなところにあるのではないでしょうか。